神社

短編集

海の下のお社

すっかり満潮になっているだろうと思った。ものすごい風が吹き荒れていて、とても寒い冬の日だった。美栄子と英子は、伝説の神社へ行って参拝をし、人魚のご加護をもらうのが師匠からの使命だった。二人がほうほうの体で、そこへ辿り着くと、大きな海が広がっ...
恐い話まとめ

誘いの封筒

これは、怖い話です。苦手な方は、ここでお帰りください。今日も、ここで待ちぼうけだ。一体いつまでこんなことをしなければならないのか?男は、うずくまって頭を掻きながら、項垂れてため息を吐いた。あれは、暑い夏の日の旅路でのことだった。道端に、黒い...
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