連載小説 生命の沙汰(10) ピルるるるるーーーーーーー!♪美栄子のスマホが鳴った。神木からである。美栄子がスマホの画面を確認すると「美栄子さん!あの後、僕たち意気投合してすっかり仲良くなっちゃって!それから…!」と浮かれ上がった神木の惚気メッセージがツラツラと長文で書... 2025.08.02 恐い話まとめ連載小説
連載小説 生命の沙汰(1) 「最近ね、よく会いに来てくれるんです。」彼は、ぽつりとそう言った。「昨夜も、そうでした。でも、少しおかしなことを言ってるんですよ」「おかしな事って?」私は、円卓に置いてあった数珠を手に取って握り締めながら聞いた。「ここに降りてくるには、お金... 2025.06.18 恐い話まとめ連載小説