前世

連載小説

生命の沙汰(9)

神木に話すことは出来た。これからどうするか。美栄子は悩んでいた。英子さんに、このことを話すべきか。神木と二人で、あの世のお金が何を指すのか調べていたが、二人の過去と願いを知ってしまった以上、何もせずにいられるわけにもいかなかった。しかし、前...
連載小説

生命の沙汰(8)

翌日から、美栄子は占いの仕事を再開した。英子も心配してメッセージをくれた。しかし、最近仕事が忙しくて美栄子のところへは行けない旨を伝えてきた。美栄子は、正直ホッとした。あのことを話さずに済みそうだったからだ。週末の最後の客を鑑定してから神木...
連載小説

生命の沙汰(4)

「それは?」神木が固唾の飲んで尋ねた。「うん、その差配する偉い人に、お金の正体が何なのか口止めされてんのよ。下界の人間に知られちゃまずいことなんじゃない?いいことが起きる方法を知られるってことは、それを逆手に取って悪用も出来ちゃうってことな...
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