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連載小説

生命の沙汰(8)

翌日から、美栄子は占いの仕事を再開した。英子も心配してメッセージをくれた。しかし、最近仕事が忙しくて美栄子のところへは行けない旨を伝えてきた。美栄子は、正直ホッとした。あのことを話さずに済みそうだったからだ。週末の最後の客を鑑定してから神木...
お知らせ

LINEスタンプ販売について

笹原は、LINEで使えるLINEスタンプを販売しております。この度、新しくLINEスタンプの審査が通りましたので、こちらで纏めてご紹介したいと思います。各画像をクリックすると、スタンプのサンプル画像が見れますが、あくまでサンプルですので、画...
連載小説

生命の沙汰(7)

美栄子は、英子の過去を知ってしまってからしばらく寝込んでしまった。あれから1週間は経ってしまった。店の予約も全てキャンセルだ。大損失だ。英子と神木から何度もスマホに連絡が入っていたが、返せる気分でもなかった。最低限の家事と父親の世話だけは、...
恐い話まとめ

NIHARUにて

カウンター席に座ってゆっくりとチョコレイトティーを飲んでいルト、隣にタカハシイッセイが座っていた。ちらり。と横を見て、なんでもないようなカオをして澄ましてチョコレイトティーを口に運んでいると、「気づいておられるんでせう?」と声を掛けてきた。...
連載小説

codocでサブスク記事始めました。

先日、下記のブログ記事で、noteからcodocに移行したことをお知らせしましたが、この度codocにてサブスク記事を始めることにしました。月額料金を払うとそのジャンルの記事は、全て読むことができて単体記事を購入するよりもお得に記事をお読み...
連載小説

noteの記事更新停止致します。

この度、noteの笹原の小説及びデジタルコンテンツを引き上げさせていただく運びとなりました。理由としましては、noteの利用規約が2025年の8月から改定されるからなのですが、詳しくは、此方のページをご覧くださいませ。連載小説に関しましても...
連載小説

生命の沙汰(1)

「最近ね、よく会いに来てくれるんです。」彼は、ぽつりとそう言った。「昨夜も、そうでした。でも、少しおかしなことを言ってるんですよ」「おかしな事って?」私は、円卓に置いてあった数珠を手に取って握り締めながら聞いた。「ここに降りてくるには、お金...
旅行記

演劇の巨匠と思い出の地を訪ねて。

プライベートブログを更新しました。石川県の金沢や能登半島などを巡りました。演劇の巨匠、仲代達矢氏率いる無名塾公演を観劇するのが主な目的でした。ご興味ある方だけどうぞ。
連載小説

生命の沙汰(6)

翌日から美栄子は、自分のお客の中から死んでから生まれ変わるまでの期間の記憶がある人を探ることにした。お客さんの思考を勝手に探るってのは気が引けるけど…少しだけ!とこの時は、完全に魔が差していたと自分でも思う。ピンポン♪今日予約が入っていたお...
連載小説

生命の沙汰(5)

「徳かあ…」神木が、腕組みをしながら考え込んだ。「ん?」美栄子は、頬杖をつきながら神木をチラッと見た。「いやあ、僕そんなにいいことしてないなあって思って。」神木が伸びをしながら答えた。「そうなの?」「んん、母にもそんなに孝行な息子じゃなかっ...
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