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短編集

海の下のお社

すっかり満潮になっているだろうと思った。ものすごい風が吹き荒れていて、とても寒い冬の日だった。美栄子と英子は、伝説の神社へ行って参拝をし、人魚のご加護をもらうのが師匠からの使命だった。二人がほうほうの体で、そこへ辿り着くと、大きな海が広がっ...
お知らせ

バースデーシールのご紹介

ストックイラストサイトにて、バースデーシールコラージュ作品の審査が通りましたので、お知らせ致します。バースデープレゼントや手紙、葉書にも添えて使える素材を作ってみました。デザインは2枚とも同じですが、ギザギザバージョンと丸い形のデザインの2...
連載小説

生命の沙汰(10)

ピルるるるるーーーーーーー!♪美栄子のスマホが鳴った。神木からである。美栄子がスマホの画面を確認すると「美栄子さん!あの後、僕たち意気投合してすっかり仲良くなっちゃって!それから…!」と浮かれ上がった神木の惚気メッセージがツラツラと長文で書...
お知らせ

私は、差別に抗います。

先日の参院選で、差別を助長するような政党が躍進してしまったことを受けて差別や排外主義が進んでしまうことに、危機感を感じたので、この流れに抗う作品を制作いたしました。私は、差別に抗うことをここに表明いたします。こちらの作品は、SNSなどネット...
連載小説

生命の沙汰(9)

神木に話すことは出来た。これからどうするか。美栄子は悩んでいた。英子さんに、このことを話すべきか。神木と二人で、あの世のお金が何を指すのか調べていたが、二人の過去と願いを知ってしまった以上、何もせずにいられるわけにもいかなかった。しかし、前...
連載小説

生命の沙汰(8)

翌日から、美栄子は占いの仕事を再開した。英子も心配してメッセージをくれた。しかし、最近仕事が忙しくて美栄子のところへは行けない旨を伝えてきた。美栄子は、正直ホッとした。あのことを話さずに済みそうだったからだ。週末の最後の客を鑑定してから神木...
お知らせ

LINEスタンプ販売について

笹原は、LINEで使えるLINEスタンプを販売しております。この度、新しくLINEスタンプの審査が通りましたので、こちらで纏めてご紹介したいと思います。ビンテージメッセージスタンプ今まで制作したビンテージな雰囲気のコラージュを使ったメッセー...
連載小説

生命の沙汰(7)

美栄子は、英子の過去を知ってしまってからしばらく寝込んでしまった。あれから1週間は経ってしまった。店の予約も全てキャンセルだ。大損失だ。英子と神木から何度もスマホに連絡が入っていたが、返せる気分でもなかった。最低限の家事と父親の世話だけは、...
恐い話まとめ

NIHARUにて

カウンター席に座ってゆっくりとチョコレイトティーを飲んでいルト、隣にタカハシイッセイが座っていた。ちらり。と横を見て、なんでもないようなカオをして澄ましてチョコレイトティーを口に運んでいると、「気づいておられるんでせう?」と声を掛けてきた。...
連載小説

codocでサブスク記事始めました。

先日、下記のブログ記事で、noteからcodocに移行したことをお知らせしましたが、この度codocにて月額料金をお支払い頂きますと、お得に記事が読めるサブスク記事を始めることにしました。月額料金を払うと単体記事を購入するよりもお得に記事を...
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